心から敬意を評するゲームがある。PS2版「シークレットゲーム」。エロ抜きで生死、生き残りを賭けた戦いの中で生まれるドラマ。熱い思いで感動した1作。その逆移植から幾千の時を越えて再始動!
また、生き残りを賭けた殺し合いと愛のドラマ?を待ち望んだ方は沢山いるはず!今更ながら評価開始♪
(参考までに初代シークレットゲームの評価は ストーリー◎+ キャラ ◎ システム ゲーム性
○ エロ △ 総合 ◎ となってます)
う~む。OPなんだけど、初代の方が好み。
ストーリー
○+ いきなり14人の若者を廃村に集めて、生き残りを賭けたゲームをすることに。主人公とヒロイン(パッケージ参照)は懸命に生き延びようとするけど、、。
キャラクター
○+ 14人紹介は面倒なので省略。絵柄は、、今回は絵師が二人いて専属?の方より、今回から描いた方のほうはかなり可愛い。(パッケージのヒロインやメイドの方?など。)メインヒロインを一人に固定してしまったため他の女性キャラが薄く感じてしまった。余談ですが、、PDA?機械の声がやたらイイ!と思ったら声優さん、初代のアノ方なのですね!
システム ゲーム性
○ もともと分岐も無いほぼ一方通行なので、見ているだけ!ゲーム画面は何故だか見やすくなったような気がする。(多分)
エロ △++ エロい絵に弱いブランドであるが、とりあえず、参加者している女性キャラ全員にお色気?カットはある。実際の本番は4シーンですが、。賛否両論分かれますが、凌辱されるシーンをもっとしっかりと?作ればシーン数は増やせたけれども、、あえてしなかったのでしょう。
総合
○++ +2つはオマケでしょうか。新たに入った絵師さんの効果か、このブランドの欠点の1つキャラの絵が、かなり良くなった気がします(エロシーンも含めて)。
それでは、軽く感想と解説?
☆ストーリー 、、ややボリューム不足?
初代シークレットゲームの過去?らしいので、(初代の時、組織とか壊滅されているため時間が進んでいるとは考えられない)仕掛け(罠)やシステム、与えられる武器などがやや弱く感じられます。まぁ、その分生きるも死ぬも平等、、ってことですが。
多彩なキャラが集まっているにもかかわらず、上手く魅力を引き出せなかった。一部の方はかなり目立ってたりしますが、。ヒロインを一人固定にしてしまったので、女性キャラを盛りあげられなかったのも惜しい気がします。初代のように各ヒロイン達の個別シナリオぽいのがあったら、もうちょっとよかったかも。完全にハッピーエンドとならなくても、カップリングしたペアたちが生き残るパターンがあれば、、でもそんなご都合主義は甘いか。
簡単にまとめると、初代は生き残りを賭けた愛のドラマ、、に対して 今回は実弾のサバイバルゲームって感じがします。純粋に戦うだけ、、みたいな。(3組のカップルはできましたけど、、)ヒロインを除くほかの女性キャラの熱い想いとかもうちょうっと見たかった!
☆絵師と絵柄とエロいシーン。
このブランドの原画 担当の絵師はズバ抜けて上手い、、とは言い辛い。女性キャラはドングリ眼(まなこ)で、立ち絵の正面向いた絵はなんかズレてたりする。(前作「うたてめぐり」で、絵が声優さんのパワーに負けている、、残念な感じがしました)さらに、エロいシーンでは色気をまったく感じさせないダメっぷり。
さすがに、制作サイドの考えたのか新規の絵師さんを投入。メインヒロインとか鍵になるキャラは新規の絵師さんが描いたかも。今回は双方、意識してか前作よりもはるかにイイ絵が描かれていると思う。
エロシーンの少なさ、内容は期待してないが、今回はこのボリュームで頑張った方だと思う。凌辱のシーンとかつろうと思えば出来たかもしれないけど、、やはりエロシーンが苦手なのか?無理ぽいな。
個人的に、エロシーンは声優さんの最大の見せ場だと思う。ソレを無視したり、テキトーにするのは声優さんの魅力を殺すことになる、、と思うのだけど。
☆最後にひと言
値段の割にはボリュームが、、と良くききます。まぁ、月日がたてば中古で相当安くなるので我慢すればイイ。だけど、ユーザーは、高くてもイイから思う存分楽しめるものを求めているのだろう。
今回、インストール時間の短さから、、なんとなくボリュームは感じていた。
昔のクリエーターは思いっきり練りこんで、作りこんで、、。1枚のディスクじゃ収まりきれずに、泣く泣く没にして無駄な物も切り詰めて1つのゲームを完成させた。そして、多くの絶賛や要望があれば、没ネタやお蔵入りを膨らませてさらに追加させてFDとか作っていた、、と思う。今一度、制作サイドの魂、誇りっていうのを見せてもらいたいものだな、、と思いました。
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